「生ゴミ処理機を東京都の助成金で安く買いたい」と思って調べている方は多いはずです。
しかし最初に知っておいてほしいことがあります。生ゴミ処理機の助成金は、東京都として一律の制度があるわけではありません。
実際はお住まいの区市町村ごとに制度が分かれており、補助率も上限額も申請方法もバラバラです。同じ都内でも、助成金がある区とない区があります。
この記事では、東京都内の実在する自治体の助成金制度を一覧で比較しつつ、自分の区市町村での調べ方や申請の注意点を解説します。筆者自身が助成金を使って実質半額でルーフェンを購入した体験談もあわせて紹介します。
- 生ゴミ処理機の助成金は「東京都」でなく区市町村ごとに違う理由
- 港区・江東区・町田市など東京都内の実在する自治体の助成内容
- 自分の区市町村で助成金があるか調べる具体的な方法
- 申請で失敗しないための注意点(購入前申請・予算上限など)
- 助成金で半額購入した実体験とおすすめ機種
生ゴミ処理機の助成金、東京都に一律の制度はない
まず結論からお伝えします。「東京都 生ゴミ処理機 助成金」で探しても、東京都全体で使える統一の助成金制度は基本的に存在しません。理由と、代わりに何を見ればよいのかを整理します。
助成金は「東京都」ではなく「区市町村」ごとに分かれている
家庭用の生ゴミ処理機やコンポストの購入助成は、東京都ではなく各区市町村がそれぞれ実施する制度です。ごみの減量は区市町村の仕事のため、助成金も自治体単位で用意されています。
東京都は23の特別区と、多摩地域などの市町村を合わせて62の自治体で構成されています。生ゴミ処理機の助成金は、このうちの一部の自治体で設けられているというのが実情です。
同じ都内でも制度がある区・ない区がある
たとえば港区や江東区、町田市などは電動式の生ゴミ処理機も助成の対象にしています。一方で、世田谷区や大田区のように現在は電動式の購入助成制度がない自治体もあります。
つまり「東京都に住んでいるかどうか」ではなく、自分の区市町村がどうかで結論が変わります。まずは自分の自治体を起点に確認するのが近道です。
まず自分の区市町村を確認するのが近道
この記事の一覧表で近い自治体の相場感をつかんだうえで、最終的にはお住まいの区市町村の公式サイトを確認するのが確実です。制度の有無だけでなく、対象機種や申請のタイミングも自治体によって異なるためです。
次の章から、東京都内で実際に助成金がある自治体を具体的に見ていきます。
東京都内の生ゴミ処理機 助成金を区市町村別に比較【一覧表】
ここでは、電気式(電動)の生ゴミ処理機を助成の対象にしている東京都内の主な自治体を一覧にまとめました。金額や条件は各自治体の公式サイトで確認した内容です。
電気式(電動)が対象の主な自治体【比較表】
電動式の生ゴミ処理機を対象とする自治体の例です。多くが購入額の2分の1・上限2万円前後という設計になっています。
| 自治体 | 補助率 | 上限額 | 申請のタイミング | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 港区 | 1/2 | 2万円 | 購入後3か月以内 | 電動式(乾燥式など)が対象 |
| 品川区 | 1/3 | 2万円 | 原則、購入前に申請 | 購入済みは3か月以内なら可 |
| 江東区 | 1/2 | 2万円 | 購入後6か月以内 | 家庭用電動式が対象と明記 |
| 渋谷区 | 1/2 | 2万円 | 購入後6か月以内 | ディスポーザー式・中古品・自作品は対象外 |
| 荒川区 | 1/2 | 2万円 | 購入前に申請が必須 | ディスポーザーを除く電動式 |
| 町田市 | 3/4以内 | 1.5万円 | 購入後12か月以内 | 乾燥式・バイオ式が対象 |
| 府中市 | 1/2 | 2万円 | 購入後(年度内) | 電気式の減量タイプの場合 |
※2026年7月時点で各自治体の公式サイトを確認した内容です。補助率・上限額・対象機種・受付状況は年度により変更される場合があります。申請前に必ずお住まいの自治体の公式サイトでご確認ください。
港区・品川区・江東区・渋谷区の助成内容
特別区(23区)のなかで電動式を対象にしている区の例です。金額は似ていますが、申請のタイミングに違いがあります。
- 港区:本体価格の1/2・上限2万円。購入日から3か月を経過していないことが条件で、購入後の申請です。
- 品川区:本体価格の1/3・上限2万円。原則は購入前に申請して決定通知を受ける流れです。
- 江東区:本体価格の1/2・上限2万円。家庭用電動式が対象と明記され、購入後6か月以内に申請します。
- 渋谷区:本体価格の1/2・上限2万円。対象外はディスポーザー式だけでなく、オークションやフリマなど個人間取引で購入した中古品、自作品も対象外です。購入後6か月以内に申請します。
荒川区・町田市・府中市の助成内容
区部・市部でも制度は用意されています。特に荒川区は購入前の申請が必須なので、順番を間違えないよう注意が必要です。
- 荒川区:購入額の1/2・限度額2万円。必ず購入前に申請し、交付決定を受けてから購入する必要があります。
- 町田市:本体購入金額の3/4以内・上限1.5万円。乾燥式・バイオ式が対象で、購入から12か月以内に申請します。
- 府中市:電気式の減量タイプは購入金額の1/2・上限2万円。購入した年度内に申し込む必要があります。
ルーフェンのような電気式(乾燥式)の生ゴミ処理機は、こうした「電動式対象」の自治体で助成の対象になりやすいタイプです。まずは公式サイトで機種の詳細を確認しておくと、申請時に必要な情報もそろえやすくなります。
助成金の制度がない・電気式が対象外の自治体もある
すべての自治体で電動式の生ゴミ処理機に助成金が出るわけではありません。制度そのものがない自治体や、電気式を対象から外している自治体もあります。
世田谷区・大田区は電動式の助成制度がない
人口の多い区でも、生ゴミ処理機の購入助成を行っていない自治体があります。世田谷区は過去に補助を実施していましたが、現在は終了しています。
※2026年7月時点の各自治体の公式情報にもとづきます。制度は年度により変更される場合があるため、最新情報は必ず各自治体の公式サイトでご確認ください。
八王子市は電気式が対象外(コンポストのみ)
八王子市は補助制度自体はありますが、令和5年度以降は電気式の生ゴミ処理機を対象から除外しています。対象はコンポスターや段ボールコンポストなど、電気を使わない堆肥化の機器が中心です。
このように「補助金はあるが電気式は対象外」というケースもあるため、制度の有無だけでなく対象機種まで確認することが大切です。
制度がなくても導入する価値は大きい
もし助成金がなくても、生ゴミ処理機を導入する価値は十分にあります。筆者は2025年3月にルーフェンを導入し、1年以上使っていますが、夏場に悩まされていたコバエを一度も見ていません。
生ゴミの臭いやコバエ、ゴミ出しのストレスから解放される効果は、金額以上に日々の暮らしを楽にしてくれます。助成金は「あれば嬉しいボーナス」くらいの位置づけで考えるとよいでしょう。
自分の区市町村の助成金を調べる方法
一覧表に自分の自治体がなくても、あきらめる必要はありません。制度の有無は誰でも数分で確認できます。確実な調べ方を3つ紹介します。
「〇〇区 生ゴミ処理機 助成金」で検索する
もっとも手軽なのは検索です。「世田谷区 生ゴミ処理機 助成金」のように、自分の区市町村名を頭に付けて検索してください。制度があれば、自治体の公式サイト(ドメインに city が含まれるページ)が上位に表示されます。
検索結果では、まとめサイトより自治体の公式ページを優先して確認しましょう。金額や条件は公式が最新かつ正確です。
区市町村のごみ減量担当課に問い合わせる
公式サイトを見てもわかりにくい場合は、電話で確認するのが早くて確実です。問い合わせ先は「清掃リサイクル課」「ごみ減量推進課」など、ごみ減量を担当する部署です。
「家庭用の電気式生ゴミ処理機は助成の対象になりますか」と聞けば、対象可否・金額・申請の順番までまとめて教えてもらえます。
申請前に確認したい3つのポイント
制度があるとわかったら、次の3点を購入前に必ず確認しておきましょう。ここを外すと助成を受けられないことがあります。
- 申請のタイミング(購入前に申請が必要か、購入後でよいか)
- 対象機種(電気式が対象か、ディスポーザーや中古が除外されていないか)
- 補助率と上限額、そして年度の予算・受付状況
ルーフェンに助成金を使う場合の具体的な申請の流れや注意点は、実体験をもとに別記事で詳しくまとめています。

東京都で助成金を申請するときの注意点
助成金は条件を満たさないと受け取れません。東京都内の自治体に共通して起きやすい失敗を、あらかじめ押さえておきましょう。
購入前の申請が必須の自治体に注意(先に買うと対象外)
もっとも多い失敗が、申請より先に購入してしまうケースです。荒川区や品川区のように、購入前の申請・交付決定を条件とする自治体では、先に買うと助成の対象外になることがあります。
一方、港区・江東区・渋谷区・町田市のように購入後の申請を受け付ける自治体もあります。順番は自治体ごとに違うため、買う前に必ず確認してください。
予算に達すると年度途中でも受付終了
多くの助成金は年度ごとに予算の上限が決まっています。申請が集中すると、年度の途中でも受付が終了してしまうことがあります。
「今年度は使える」と確認できたら、できるだけ早めに動くのが安全です。年度替わりの直後は予算に余裕があることが多く、狙い目です。
ディスポーザー・中古品は対象外が多い
生ゴミを粉砕して下水に流すディスポーザーは、多くの自治体で対象外です。またオークションやフリマなどで購入した中古品も、対象外としている自治体が目立ちます。
助成の対象になるのは、乾燥式やバイオ式など「生ゴミを減量・堆肥化する家庭用の機器を新品で購入した場合」が基本と考えておきましょう。
助成金を活用してお得に導入するならルーフェン
ここからは、筆者が実際に助成金を使って導入したルーフェンについて、体験をまじえて紹介します。電気式(乾燥式)なので、電動式を対象とする自治体では助成の対象になりやすい機種です。
助成金で実質半額に|筆者がルーフェンを選んだ理由

筆者は自治体の助成金を利用して、ルーフェンを実質半額で購入できました。購入前に自治体の制度を調べておいたおかげで、負担を大きく抑えられたのが大きかったです。
数ある機種のなかでルーフェンを選んだ理由は、単色でシンプルなデザインと、前開きで生ゴミを入れやすい構造でした。主張しすぎないデザインでキッチンに馴染み、バスケットが大きく家族分の生ゴミもしっかり入ります。
導入後1年以上、コバエを一度も見ていない
導入前は、夏になるとキッチンにコバエが大量発生し、掃除してもキリがない状態でした。次のゴミの日まで湿った生ゴミを保管するのも大きなストレスでした。
ルーフェンを導入してからは状況が一変しました。2025年3月の使用開始以降、1年以上コバエを一度も見ていません。生ゴミの臭いも気にならなくなり、ゴミ袋が軽くなってゴミ出しの負担も減りました。
手間としては「生ゴミを処理機に入れる」ステップが1つ増えただけです。手入れも、気になったときにバスケットを軽く水洗いする程度で済んでいます。
もちろん良い点ばかりではなく、乾燥中の動作音がやや大きいなど気になる点もあります。購入前に知っておきたいデメリットは、こちらの記事で正直にまとめています。

ルーフェンは電気式(乾燥式)で助成対象になりやすい
ルーフェンは温風で生ゴミを乾燥させて減量する電気式の処理機です。この記事の一覧で紹介した「電動式が対象」の自治体では、条件を満たせば助成の対象になりやすいタイプといえます。
ただし、対象機種の細かい条件は自治体ごとに異なります。申請前に、お住まいの自治体の担当課へ「この機種は対象になりますか」と確認しておくと安心です。
生ゴミ処理機の助成金・東京都に関するよくある質問
最後に、東京都内で生ゴミ処理機の助成金を検討する方からよくある質問をまとめました。
まとめ|まず自分の区市町村を調べてから購入しよう
生ゴミ処理機の助成金は、東京都として一律の制度があるわけではなく、区市町村ごとに内容が大きく異なります。港区・江東区・町田市などは電動式も対象ですが、世田谷区・大田区のように制度がない自治体もあります。
まずは「〇〇区 生ゴミ処理機 助成金」で検索するか、担当課に問い合わせて、自分の自治体の制度と申請のタイミングを確認しましょう。購入前申請が必須の自治体では、先に買うと対象外になるので特に注意が必要です。
助成金の有無にかかわらず、生ゴミ処理機は暮らしのストレスを大きく減らしてくれます。どの機種にするか迷ったら、こちらの比較記事も参考にしてください。

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