パリパリキューのデメリット5つを正直に解説|2年以上使った実体験レビュー

パリパリキューデメリット

パリパリキューの購入を検討しているけど、デメリットが気になって踏み切れない——そんな方のために、実際に2年以上使ってきた経験をもとに正直にお伝えします。

筆者はパリパリキュー ブラック(PPC-11-BK)を実際に所有しており、同じく生ゴミ乾燥機のルーフェンも使っています。両機種を比較しながら、パリパリキューのデメリットと「それでも買ってよかった」と感じる理由をお伝えします。

この記事でわかること
  • パリパリキューの実際のデメリット5つ
  • 各デメリットへの対処法
  • デメリットを上回るメリット(2年使って実感したこと)
  • パリパリキューが向いている人・向かない人
目次

パリパリキューのデメリット5つ|一覧で先にお伝えします

結論から伝えるスタイルで、まず5つのデメリットを一覧でまとめます。それぞれの詳細は後ほど詳しく解説します。

デメリット深刻度対処法
受け皿の汚れが固着しやすい週1回程度の水洗い
乾燥に6〜12時間かかる夜間にセットして朝に完了
初期費用が約4〜5万円自治体の助成金で半額以下になることも
フィルター・ネットのランニングコスト年1回程度の交換で対応
バスケットが1つなので溜めながら使えない予備バスケットを追加購入

結論として言えるのは、どのデメリットも工夫次第で対処できるものばかりです。2年以上使い続けている理由もここにあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット①|受け皿の汚れが固着しやすい

パリパリキューを実際に使って気になった点として、受け皿(底部)の汚れが固着しやすいことが挙げられます。バスケットの底に穴が開いているため、乾燥後の細かいカスが本体の受け皿に落ちる仕組みです。

放っておくと汚れが固まって落としにくくなります。特に油分の多い食材を入れた後はこびりつきやすいため、週に1回程度は軽く水洗いするのがおすすめです。

※撮影:筆者

ただし、分解して洗える構造になっているので、慣れてしまえば大した手間ではありません。ルーフェンと比べると、パリパリキューはバスケットが取り外しやすく洗いやすい設計になっています。

受け皿汚れへの対処法
  • 週1回、バスケットとともに受け皿を軽く水で流す
  • 油分の多い食材(揚げ物の残りなど)は水気を軽く絞ってから入れる
  • 固着した汚れには重曹水を少量かけて5分置いてから洗う

デメリット②|乾燥に6〜12時間かかる

パリパリキューは温風による乾燥方式のため、生ゴミがパリパリになるまでにまとまった時間が必要です。公式仕様では、パリパリモードで約7時間30分〜10時間40分、ソフトモードで約4時間10分〜5時間20分かかります。

「乾燥している時間が結構長いな」というのは、使い始めてすぐに感じたことです。ただし、夜寝る前にスイッチを入れれば、朝には完了しているので、生活リズムに組み込んでしまえば実質的な不便は感じません。

毎日朝昼晩と料理して三角コーナー1袋分の生ゴミが出る家庭(我が家の場合)でも、1日1回夜に回す習慣にしてからストレスはなくなりました。

乾燥時間が気にならなくなる使い方
  • 夜の食器洗いのタイミングでセット→翌朝に取り出す
  • 3時間後スタート予約機能を使い、深夜の安い電力帯に稼働させる
  • 生ゴミが少ない日はソフトモードで4〜5時間に短縮する

デメリット③|初期費用が約4〜5万円と高め

パリパリキュー PPC-11のメーカー希望小売価格は49,500円(税込)です。家電としては決して安い買い物ではなく、購入前に躊躇する方も多いでしょう。

ただし、自治体の助成金を利用すれば、購入金額の半分以下になることも珍しくありません。実際に筆者も助成金を利用し、半額補助を受けました。助成金の影響はかなり大きく、これがなければ購入をためらっていたかもしれません。

助成金制度は全国800以上の自治体で実施されており、補助率は購入額の1/2〜1/3、上限額は2万〜3万円が一般的です。購入前に必ずお住まいの自治体のサイトを確認することをおすすめします。

※撮影:筆者

また、ルーフェンと比べるとパリパリキューは価格面でリーズナブルな選択肢です。ルーフェンはやや割高な印象がある一方で、パリパリキューは「コンパクトで安い」という点が初心者にも選ばれやすい理由になっています。

デメリット④|フィルターや水切りネットのランニングコストがかかる

電気代以外にも、消耗品の費用が継続的にかかります。主なランニングコストは以下の通りです。

消耗品交換目安費用(目安)
脱臭フィルター4〜9ヶ月に1回約6,270円(2個セット)
バスケット用水切りネット使い捨て(都度)市販品で代用可能
電気代(1回)パリパリモード約33〜52円

電気代については、「そこまで気にするものでもない」という感覚です。1回あたり50円以下であれば、月に換算しても1,000〜1,500円程度。生ゴミ袋の節約分や、コバエ駆除グッズを買わなくて済むコストを考えれば十分元が取れます。

水切りネットは付属品(15枚)を使い切った後は100円ショップの市販品で代用できます。コスト面での工夫がしやすい点も、パリパリキューの特徴のひとつです。

デメリット⑤|バスケットが1つなので連続投入しにくい

パリパリキューは乾燥中にバスケットを取り出せない仕様になっています。そのため、稼働中に新しい生ゴミが出ても、乾燥が終わるまで次の投入ができません。

毎日料理する家庭では、昼間に出た生ゴミをどこに置いておくか一瞬迷うことがあります。ただし、予備バスケットを追加購入することでこの問題は解決できます。バスケットを三角コーナー代わりに使い、乾燥が完了したら中身を移し替えて次のサイクルに入る運用が、実際に使ってみて一番スムーズでした。

バスケット不足の解決策
  • 公式サイトから追加バスケットを購入する(もう1個あると快適)
  • 乾燥中の生ゴミは小さなボウルや蓋付き容器に一時保管する
  • 夜1回まとめて処理する習慣にすれば、日中の生ゴミはそのまま三角コーナーに溜めればよい

デメリットを上回るパリパリキューのメリット|2年間の実体験から

デメリットを正直にお伝えしてきましたが、2年以上使い続けている理由は、それを大きく上回るメリットがあるからです。実体験をもとに4つお伝えします。

コバエが2年間で1匹も出ていない

導入前は夏になるとキッチンにコバエが大量発生して卵も産まれ、掃除がとても大変でした。どんなに掃除をしてもどんどん湧いてきて、本当にキリがなかったのを覚えています。

パリパリキューを使い始めてから、2年間でコバエは1匹も見ていません。これが最も大きな変化であり、購入してよかったと心から思う理由です。

音が静か(夜間稼働でも気にならないレベル)

競合他社の記事では「音がうるさい」とデメリットに挙げているものもありますが、実際に使ってみてパリパリキューの音は気になりません。パリパリキューのスペックは36dBで、図書館と同等の静かさです。

ルーフェンと比較すると、音の静かさはパリパリキューに軍配が上がります。ルーフェンは乾燥時の騒音が気になる点がデメリットとして挙げられますが、パリパリキューはその点で優れています。夜間に稼働させても問題ないレベルです。

においがほぼゼロになった

ゴミ捨ての日まで生ゴミが湿ったままゴミ箱の中にある状態が、以前は本当にストレスでした。臭いやコバエが発生するたびにうんざりしていましたが、パリパリキューを導入してからにおいは全く気にならないレベルまで改善しました。

活性炭フィルターによる脱臭設計が機能しており、乾燥中もにおい漏れはありません。キッチンの清潔感がだいぶ出て、綺麗を保てるようになったのは家族の反応も良好でした。

ゴミ出しの負担が大幅に減った

以前はゴミ袋が破れて汁が床に落ちることもありましたが、それも完全になくなりました。ゴミ袋の重さが大幅に軽くなり、持ち出しの負担も減っています。生ゴミの水分を乾燥させると重さが約1/5になるため、ゴミ袋の消費量も減って経済的です。

パリパリキューが向いている人・向かない人

デメリットとメリット両方を踏まえたうえで、どんな家庭に向いているかをまとめます。

こんな人にパリパリキューはおすすめ

パリパリキューが向いている人
  • コバエや生ゴミのにおいに悩んでいる
  • 静かなタイプの生ゴミ処理機を探している
  • 上開きのコンパクトな設計が好み
  • コストを抑えてシンプルに使いたい(初心者向け)
  • 一人暮らし〜3人家族程度のゴミ量

こんな人は別の機種も検討を

パリパリキューが向かない人
  • 前開きタイプを希望している(→ルーフェンが向いている)
  • 毎日1kg以上の大量の生ゴミが出る大家族
  • デザイン性を最優先にしたい(→ルーフェンのほうがおしゃれ)
  • 生ゴミをすぐに堆肥化して使いたい(→バイオ式やハイブリッド式が向いている)

パリパリキューとルーフェン、どちらを選ぶべきか

両機種を実際に持っている立場から、正直な比較をお伝えします。どちらも生ゴミの臭いとコバエ対策の効果は同等です。違いは使い勝手とデザイン性にあります。

比較項目パリパリキュールーフェン
開け方上開き前開き
音の静かさ静か(36dB)やや気になる
においの漏れなしなし
価格(目安)約4〜5万円やや割高
デザインシンプルスタイリッシュ(個人的に好み)
初心者向け
一人暮らし向け
家族向け(容量)◎(容量が大きい)

迷ったらパリパリキューから始めるのがおすすめです。価格が抑えられており、音も静かで使いやすい。生ゴミ処理機が初めての方はまずパリパリキューで試してみるのが失敗のない選択です。

一方、デザインにこだわりたい方や前開きが希望の方、大家族で容量が必要な方はルーフェンを検討してみてください。

パリパリキューに関するよくある質問

パリパリキューはどこに置くのがいいですか?

炊飯器1台分程度のスペース(幅23×奥行27cm)があれば設置できます。コンセントの近くであれば屋内ならどこでもOKです。筆者はパントリーに置いており、キッチンにも取り出しやすくて気に入っています。カウンターキッチンの背面収納近くや、キッチンの端が設置場所としておすすめです。

入れてはいけない生ゴミはありますか?

実際に2年使ってみて、入れないようにしているものは特にありません。野菜の切れ端、フルーツの皮、子どもの食べ残しなど日常的な生ゴミはすべて入れられます。ただし、機種によっては硬い骨や貝殻などが処理しにくい場合もあるため、購入前に仕様を確認しておくと安心です。

助成金は本当に使えますか?

はい、筆者も助成金を利用して半額補助を受けました。全国800以上の自治体で制度が設けられています。まずお住まいの自治体の公式サイトで「生ゴミ処理機 助成金」と検索するか、環境課に問い合わせてみてください。助成金があるかどうかで購入判断が大きく変わりますので、必ず購入前に確認することをおすすめします。

手入れはどのくらい必要ですか?

手入れはほぼすることはありません。気になったら1週間〜1ヶ月に1回、バスケットと受け皿を軽く水で洗うくらいで十分です。分解して洗える構造なので、慣れると5分もかかりません。

まとめ|パリパリキューはデメリットより「コバエゼロ」の価値が圧倒的

パリパリキューのデメリットをまとめると、受け皿の汚れ固着・乾燥時間・初期費用・ランニングコスト・バスケット数の5点でした。いずれも工夫次第で解決できるレベルです。

一方で、2年間コバエが1匹も出なかった事実・においがゼロになったこと・ゴミ袋の液漏れがなくなったこと——これらは生活の質を根本から変えてくれる変化でした。

コバエや生ゴミの臭いに悩んでいる方には、買って損はないと自信を持っておすすめできます。まず助成金対象かどうかを確認し、半額以下で買えるチャンスがあれば迷わず試してみてください。

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